すこやか健康情報
疾病関係
生活習慣病とは
外部の環境要因(病原体や有機物質等)や遺伝的な要因に加えて、食習慣、運動習慣、休養、嗜好などの生活習慣も、糖尿病、高血圧、さらには日本人の3大死因であるがん、脳卒中、心臓病など多くの病気の発症や進行に深く関わるため“生活習慣病” といわれます。
“生活習慣病”の概念は、これまで“成人病”対策として、成人の病気の早期発見、早期治療という二次予防に重点をおいた対策に加え、幼児期からの生活習慣の改善をめざす一次予防対策を推進するために新たに導入した概念です。
“成人病”という概念は加齢に着目したのものであるだけに、年をとったらやむを得ない、という捉え方がつきまといます。“生活習慣病”は、若い世代からの生活習慣を改善することにより、病気の発症や進行が予防できるという捉え方を示し、各人が病気予防に主体的に取り組むことを目指しています。
健康的な生活習慣例
- 適正な睡眠時間
- 喫煙をしない
- 適正体重を維持する
- 過度の飲酒をしない
- 定期的に運動をする
- 朝食を毎日食べる
- 間食をしない
標準体重の計算式

- 20~25→望ましい範囲
- 35~39→肥満度3
- 25~29→肥満度1
- 40以上→肥満度4
- 30~34→肥満度2
生活習慣病予防の食事・健康運動等の相談は
今日、生活習慣の改善を目指す一次予防対策(栄養・運動・休養)の推進が求められています。
糖尿病、高血圧症、脂質異常症等生活習慣との関連が深い疾病や肥満の予防が大きな課題となっています。
個人に応じた食生活・健康運動・適切な休養等のバランスのとれた生活習慣の確立のための相談は、市町村保健センター・福井県健康福祉センター・県民健康センターで行っています。
相談窓口
- 各市町保健センター
- 各健康福祉センター
- 県民健康センター
難病についての相談は
難病の医療費助成制度に関すること、在宅での療養や介護に関すること、就労に関すること等について、健康福祉センター(保健所や)福井県難病支援センターにおいて相談に応じています。また、専門医等による相談会の他、必要に応じて保健師等による家庭訪問なども行っています。さらに、在宅療養の支援として下記の事業も実施していますので、詳細についてはお問い合わせください。
重症難病患者在宅療養支援事業
人工呼吸器を装着または気管切開を行い在宅療養している難病患者さんの介護者の方が、疾病、冠婚葬祭や休養等の理由により、難病患者さんを在宅で介護することができない場合、「一時入院」や「長時間訪問看護」をご利用いただくこと(レスパイト)で、在宅療養の安定と生活の質の向上を図ります。
在宅人工呼吸器使用患者支援事業
人工呼吸器を使用して在宅療養している難病患者さんが、医療保険で定める回数を超えて1日複数回の訪問看護を受けることができるよう、訪問看護ステーションに補助します。
在宅難病患者コミュニケーション機器体験事業
神経難病等で意思疎通が困難となる難病患者さんに無料でコミュニケーション機器を貸し出し、購入前に使用できるよう支援しています。、また、難病患者さんのもとへ。理学療法士が数回訪問し、身体状態に応じた機器の選択や使用方法の指導も行っています。
お申込み・お問合わせ先
- 居住地を管轄する健康福祉センター(保健所)
- 福井県難病支援センター(0776-52-1135)