すこやか健康情報
高齢者関係
高齢者の健康や食事の相談について
高齢者は暦年齢と身体上の年齢は一致しにくく、身体現象の個人差がみられます。高齢者は一般に基礎代謝の低下をはじめカルシウム摂取の低下がみられるため気をつける必要があります。また貧血,糖尿病,高血圧など生活習慣病と食事とは関係が深いため、食事内容に気をつけることが重要です。
詳しい問い合わせ先
- 各市町地域包括支援センター
- 各健康福祉センター
- (公社)福井県栄養士会 住所 〒910-0004 福井市宝永3-10-16共栄レジデンス1F 電話 0776(27)5999
- 県民健康センター 住所 〒910-3616 福井市真栗町47-48 ふくい健康の森内 電話 0776(98)8000
認知症や寝たきりの高齢者の介護について
認知症のお年寄りの介護につきましては、県の認知症高齢者専門病院である「福井県立すこやかシルバー病院」と「認知症疾患医療センター」に指定された民間病院の「松原病院」、「敦賀温泉病院」におきまして、認知症の予防に関する知識の普及啓発に努めるとともに、介護相談、助言および実施訓練を行っています。また、最寄りの健康福祉センターにおきましても、在宅の認知症高齢者の家庭訪問で、介護方法の指導、助言を行ったり、相談窓口を設置して相談指導を実施しています。 なお、市町では、寝たきりの高齢者の介護相談等を実施しています。
詳しい問い合わせ先
- 市町地域包括支援センター
- 各健康福祉センター
- 福井県立すこやかシルバー病院:0776-98-2700
- 敦賀温泉病院:0770-23-8210
食事と口腔ケア
高齢になると他の機能と同様に、食事に関する摂食、嚥下機能は減退します。そこで重要なのは機能低下による誤嚥性肺炎の予防と口腔ケア(口腔保健管理)です。 わが国の死因の第3位に肺炎があげられています。この感染症の約60%以上は口腔内の不衛生による口腔内常在菌の感染や、誤嚥が原因と言われています。 不衛生な口腔は、味覚を鈍らせ食欲を低下させ口腔機能の減退を促すばかりか、高齢者では呼吸器疾患をも誘発してしまいます。 口腔ケアは老化に対するリハビリテーションであるといえます。高齢者や在宅療養者、施設療養者の方を支える家族、地域の一人ひとりが口腔ケアにとりくんでいきましょう。
口腔ケア(口腔保健管理)の効果
- むし歯や歯周疾患を予防します
- よく噛んで食べられます
- 食べ物の味がよく分かります
- 唾液がよく出るようになります
- 歯磨きのために、手指を動かすことは機能訓練につながります
- 食欲が出てきて、健康の向上につながります
- 咀嚼、摂食、嚥下訓練にもなり、呼吸器や消化器などの器質機能によい影響を与えます
- 誤嚥性肺炎(肺や気管支に口腔内の細菌等が流入し、肺炎をおこすこと)の予防につながります。
かかりつけ歯科医との連携を!
歯科保健指導(口腔ケアの方法等)を知りたい方は、かかりつけ歯科医や地域の歯科医師会もしくは、下記に相談してください。
問い合わせ先
- 各健康福祉センター
- 福井県健康増進課 0776-20-0352
- 福井県歯科医師会 0776-21-5511